畳の110番
各地の消費生活センターなどに届いた、畳や畳工事に関する苦情・相談などの事例です。
※全日畳HPより抜粋
半額セールのチラシを見て、裏返しを頼んだ。裏返し料金は半額で2,000円とのこと。
畳縁が一本3,000円で二本分で6,000円がプラスになり裏返し一枚8,000円でやってもらった。
新聞チラシで畳表替3,000円を見て業者に来てもらった。お宅は軽量畳なので広告の表は使えないと言われ、11,000円の畳を勧められた。壁紙も張り替えを依頼。襖と押入れの扉の張替と畳縁は無料になり畳と共に持ち帰った。
契約書にクー・オフの記載はない。安いから呼んだのに11万円になり、業者は県外で高速道路で往復と言うので心配。クー・オフ不可とネットで見た。
「軽量畳で広告の表が使えない」は意味が不明です。ただ、軽量タイプの場合、上質な畳表が使えないケースはあります。畳の価格は、仕様・使用材料・施工技能・サービス等総合的な判断が重要です。
近年、廉売業者や素人同様の畳店が受注施工した工事で各地でトラブルが発生しております。
長年に亘りお客様との信頼関係を築いてまいりました畳店にとりまして心外であり現状を危惧いたしております。
しかしこれはごく一部の畳業者であり、愛知県畳組合連合会加盟の畳店は安心してご注文いただけます。
- 愛知県畳組合連合会の加盟店の確認
- 資格確認 (資格証で1・2級畳技能士 品質管理責任者の確認)
- 品物は必ず見本で確認
- 契約書(見積書など約束の内容が分かるもの)を受け取る
- 品質表示の証紙の確認
- 保険の有無
- アフターサービスの確認

この方の場合、一般的な裏返し料金をご存じでなかったようです。裏返し料金は地方によって違いがありますが、料金は特殊な畳を除いては、材料費を含んだ仕上げ価格の場合が一般的です。ご注文の際は、良くご確認をして頂くことをお勧めします。